有明小・中学校の学校選択制度のご要望を実現いたしました!
有明小・中学校は、平成23年度の開校当初からから施設一体型の小・中連携教育を実践しています。
しかし、学校選択制度を利用して学区域外(主に東雲地区)から有明小学校へ入学した児童は、中学校進学時に再度学校選択制度により有明中学校を指定し、抽選で通った場合のみ有明中学校へ進学できます。(東雲地区の学区域は辰巳中学校です)
有明小・中学校は小・中連携教育を標榜しており、来年度には江東区初の小中一貫教育の有明西学園が開校を控える中、有明小・中学校の連携教育のデータが共有され、さらなる蓄積・展開が望まれるところであります。
そこで、昨年10月の決算審査特別委員会で私が以下の質疑応答を行い、来年4月より制度改定が採用されることとなりましたのでご報告申し上げます。
<平成28年10月5日 決算審査特別委員会の質疑応答(要約)>
【にしがき】
本区初の小中一貫校となる有明西学園の開校に当たり、教育体系などは平成23年度から施設一体型小中連携教育を実践している有明小・中学校の各種データが参考にされることになる。
ついては、平成30年4月には間に合うように学校選択制度の一部改定を実施して、有明中学校への進学を希望する有明小学校の児童は全員有明中学校へ進学させ、連携教育のデータの更なる蓄積を推進するべきと考えるが、いかがか。
【学務課長】
今後の児童数の推移によっては、有明小学校の卒業生でも有明中学校に進学できないということが想定される。
有明小・中学校はできるだけ早い段階で小中一貫校に移行したいとも考えており、学校選択上の取り扱いについて、今後検討する。
<実現される制度内容>
平成30年4月入学時より、有明小学校に在籍している児童は、中学校進学時には居住地の中学校の通学区域に関わらず、希望する者は全員無抽選で有明中学校へ進学できることとする。
今後も、皆様からのお声を実現できるようにしっかりと取り組んでまいりますので、ご意見・ご要望をお寄せください!