平成28年度決算審査特別委員会で質問いたしました!
9月28日から10月4日までの期間で開催された「平成28年度決算審査特別委員会」で、下記記載のとおり“教育費”と“衛生費”について質問させていただきました。
詳細につきましては、先にお知らせの「区政報告会」にてご説明させていただきますので、是非ともご参加ください!
【教育費】
湾岸エリアの小学校へ児童通学案内等業務従事者(愛称:ストップさん)の増員を
(答弁:庶務課長)
Q:オリンピック・パラリンピックまであと3年を切り、競技施設が多数建設される湾岸エリアには工事車両のさらなる増加が想定されるため、湾岸エリアの小学校のストップさんの増員を要望する。
A:ご指摘のとおりであり、学校・PTAとも相談しながらストップさんを増員する。
★競技施設やマンションの建設を請け負うゼネコンなど工事業者に対しても、通学時間帯のこども達の見守りについて本区から働きかけをしていただくよう、提案もいたしました。
学校安全対策事業について
(答弁:庶務課長)
Q:過去4回の委員会で要望してきたが、攻撃的な悪意を持った不審者が学校・園へ侵入した際、現在配備されている「さすまた」1本だけではこども達を守れない。催涙スプレーなどの追加配備について、再度強く要望する。
A:催涙スプレーの全校・園への配備について本年も予算化を検討している。また、「さすまた」について、複数本の配備を検討している。
★事件が発生してから追加配備をする対症療法では、こども達を守ることができません。次年度、催涙スプレーやさすまた等の追加配備を必ず実現させます。
江東きっずクラブの開設時間の拡大を
(答弁:放課後支援課長)
Q:江東きっずクラブA登録について、B登録同様に、現行の18時から19時までの延長利用拡大を要望する。
併せて、学校休業日については、預かり開始時間を現行の8時30分から8時への繰り上げを要望する。
A:A登録について、利用者にとってもわかりやすい運営となるよう検討をする。
また、預かり時間の繰り上げについては、保護者ニーズや多様な生活形態に対応できるよう、改めて検証をし、今後の検討課題とする。
★夏休み期間中など、学校休業日に8時30分預かり開始では保護者の皆様が会社に遅刻してしまいます。利用料を値上げしてでも、繰り上げを選択できるように制度設計するべきであると考えます。
遅くとも、平成31年4月を目途に制度改定されるよう、今後も要望してまいります。
有明地区の学区域・学校選択について
(答弁:学務課長)
Q:有明西学園の開校時の特例では、有明小中学校の学区域に居住している児童・生徒は特例対象外であり、有明西学園へ年次途中での転校が認められていない。
有明地区の児童・生徒には等しく学校選択できる権利を付与するべきであると考える。
また、9月に配布された学校ガイドでは、有明西学園の後期課程(中学校に該当)の部活動の設置について明記されていない。
部活動は学校選択上も大きな要素であり、10月18日に開催される学校説明会の場で参加者へ公表するべきである。
A:有明小中学校の学区域の家庭へ、有明西学園への転校希望のアンケートを実施することにしたので、結果を待って最終判断をしたい。
また、部活動については、有明中学校との合同活動等も含めて検討する旨、学校説明会で公表することとしたい。
★私自身も小学生のこどもを持つ親として、マンション開発等の事情でこども達を引き離してしまうことは看過できません。本件は実現に向けて要望を続けてまいります。
また、部活動の設置も含めて、11月10日の学校選択希望票提出期限までに公表できるよう、強く要望いたしました。
有明地区へ児童館の新設を
(答弁:放課後支援課長)
Q:年少人口の比率・数共に区内でも高い有明地区には、児童館が無い。放課後のみならず土曜日のこども達の居場所を必要とするニーズも高く、児童館やそれに代わる施設の整備を要望する。
A:学校も含めて、他の公共施設との連携を活用する等、今後検討する。
★納税者として公平な行政サービスを享受いただけるよう、こども達の居場所の整備に早急に取り組みよう要望いたしました。
【衛生費】
区施設へ設置してあるAEDを建物外へ
(答弁:健康推進課長)
Q:区の236施設内へ設置されているAEDを建物外へ配備をし、施設閉館時にも通行人や近隣住民等が使用できるよう改善を要望する。
A:従前は施設利用者の救命を想定していたが、屋外設置には施設の敷地内で風雨等の影響が少ない場所等、施設の形状や機能の観点も含めて検討する必要がある。
★屋外使用に耐えられる収納ボックスが市販されており、経費面も含めて検討するよう要望いたしました。
また、AED配置マップを作成して区民へAED設置場所の周知を強化するよう提案いたしました。
以上