不当な起訴に断固として抗議いたします
本日、私が東京地方検察庁により起訴された、との報道がありました。
まずは、このような事態を招いてしまったことに対しまして、江東区民の皆様、区役所関係者の皆様、先輩・同僚議員など、すべての皆様に心よりお詫び申し上げます。
起訴されたとの報道が事実の場合に私の身分は「被告人」となりますが、有罪が確定した「犯罪者」ではない、ということをご理解いただきたく存じます。
裁判所から起訴状が届くまで数日間要するようですが、今後正式に公判請求された(裁判となった)場合には、身の潔白を主張し、必ず無罪を勝ち取ります。
さて、過日Ⅹ(旧:ツイッター)でご報告のとおり、私は柿沢未途衆議院議員に関する公職選挙法違反の事案で、東京地検特捜部から聴取を受けました。
以下に、私が供述した主張を述べさせていただきます。
今回の争点となっている陣中見舞いについて、まずは以下、東京都選挙管理委員会のホームページの抜粋をご確認ください。
(ホームページアドレス:https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/qa/qa-kifu/)
「個人がする政治家個人への政治活動に関する寄附は、金銭によるものが原則として禁止されていますので、年間150万円以内の物品等に限られています。
東京都選挙管理委員会のホームページより抜粋
ただし、政治家の資金管理団体や後援団体などの政治団体に対する寄附は、年間1団体につき150万円までできます。
また、政治家個人に対する寄附でも、例外として選挙運動に関するもの(陣中見舞いなど)に限り、年間150万円以内で金銭による寄附をすることができます。」
私は上記定めの範囲内で柿沢衆議院議員の政治団体から私の政治団体へ20万円の寄付(陣中見舞い)を受領し、その旨「選挙運動費用収支報告書」にも明記をして選挙管理委員会へ届け出をしており、政治資金規正法の定めを順守して適切に処理をしております。
また、秘書からの陣中見舞い受領時には「柿沢からの陣中見舞いです、頑張ってください」との会話のみであり、純粋な私への激励との思いで受領したものです。
柿沢衆議院議員が自民党に入党された後、私が自民党公認で出馬する初めての統一地方選挙であり、選挙区を同じくする、同じ自民党籍を持つ国会議員から区議会議員に対しての陣中見舞いを受領した事実について、法律上も何ら後ろめたいことはございません。
なお、今回の選挙では、柿沢衆議院議員を含めて16人の方から上記定めの範囲内で陣中見舞いを拝受し、上述のとおり適切に処理をしております。(各々金額は異なります)
次に、柿沢衆議院議員が、私が出馬した区議会議員選挙と同時に執行された江東区長選挙において、自民党推薦候補以外への票の取りまとめを依頼した、と言われる買収・被買収の嫌疑についてです。
柿沢衆議院議員および秘書とは、陣中見舞い受領前後においても買収・被買収を匂わせる会話やそぶりも一切なく、上述のとおり、純粋な私への激励として認識をしたために受領したものです。
よって、本嫌疑についても、全くの事実無根であることを強く主張いたします。
最後に、今後の私自身の政治活動方針についてご報告申し上げます。
まずは、初当選以来約9年間在籍してきた自由民主党を離党し、今後は無所属で議員活動を続けてまいります。
また、今年度私は所属会派から選出され江東区監査委員のお役目をいただいておりますが、所属会派を脱会いたしますので、江東区監査委員を辞職いたします。任期途中での辞職となり誠に申し訳ございません。
純粋な激励としての陣中見舞いを受領し、「選挙運動費用収支報告書」にも明記をして適切に処理をしているにもかかわらず、なぜこのような事態に陥っているのか、全く納得がいかず、怒り心頭であります。
裁判所からの無罪判決を勝ち取るまでは被告人となりますが、決して犯罪者ではなく、公民権も有しておりますので、様々なご批判・ご意見はあろうかと存じますが、議員活動は実直に続けてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
2024年1月17日
江東区議会議員
にしがき 誠
追伸:マスコミの皆様からの取材については、昨年11月30日の囲み取材の際に配布させていただいた文書に則ってお願いいたします。(私の後援会役員や、友人・知人等に対する取材はお控えください、といった内容です。)
私に直接ご連絡いただけましたら、積極的に取材に応じさせていただきます。