2月21日に本会議一般質問に登壇いたしました
本日2月21日、15分間の一般質問の時間をいただき大綱3点について本区の見解を問いました。
質疑応答の概要は以下の通りですが、詳細は3月26日に開催させていただく「区政報告会」にてご報告申し上げますので、是非とも会場へお越しください!
【①豊洲のまちづくりについて】
Q:都営豊洲四丁目アパートの建替えで未利用となる都有地について問う
地元町会からは、お年寄りがお散歩を楽しんだり、近隣幼稚園や保育園の園児が園庭代わりに使うなど、幅広い世代の住民が利用できる防災機を兼ね備えた多目的公園の設置要望がある。
また、地元商店街からは、イベントが開催できる駅前広場やカフェを併設した緑地公園など、大手資本ではできない、地元住民との共生を目指したまちづくりが要望されている。
その他、13号棟跡地には、豊洲のお神輿を常設展示して昔の街並みから現在までの変遷の写真を展示する豊洲歴史資料館、元気高齢者が集える集会所、通所介護施設などの要望がある。
豊洲地区は、小学校の収容対策や医療機関などの数も人口増加に追いついておらず、今後さらに高層マンションが建設されることは看過できない。
本区として、東京都に対してマンション建設事業者に土地が売却されないよう働きかけをすべきと考えるが、いかがか。
A:区としても高層マンションの建設は学校の収容対策や保育所の待機児童の問題など課題が発生すると懸念する。都に対して高層マンションが建築されないよう説明をしていくと共に、地域のご意見を考慮し、公共公益施設の設置について都と協議をしていく。
感想:東京都の所管部署とも連携を取りながら、地元のご意見が実現するように引き続き取り組んでまいります!
Q:東電堀の水辺の活用について問う
東電堀は指定管理者が選定されるまでの間、船カフェなど社会実験へ一時的に開放するよう強く要望する。
また、すでに水陸両用バスのスロープとカヌーの桟橋が設置されているが、気軽に乗船できるアクセスディンギーが利用できる環境整備を要望する。
障害の有無や年齢、能力を問わず風力のみで帆走を楽しめる小型ヨットであり、水辺の活用による観光振興や活性化が期待できる。
専用の桟橋や艇庫に加えて、障害者用クレーンの設置を要望するが、いかがか。
A:環境配慮型であり、障害者スポーツ振興の観点からも魅力的な提案と考える。費用対効果や利用者ニーズの把握を実施し、夢の島マリーナなど既存施設の利用状況や関係団体の意見も踏まえて検討する。
感想:地元住民が手軽に楽しめるアクセスディンギーの採用を、関係団体の皆様と共に取り組んでまいります!
【②有明地区の学校教育について】
Q:小中一貫教育について問う
(仮称)第二有明小中学校は、本区初の小中一貫教育(義務教育学校)を予定している。有明小中学校の連携教育の良い部分を取り入れ、さらに踏み込んだ連携教育が期待できる。
今後、一貫教育のメリットを全区展開するにあたっては、有明小中学校のように施設一体型ではなく、現実的には既存校を活用することになるため、施設分離型の検証を早期に進めるべきである。
よって、小中連携校である有明小中学校を平成30年度から小中一貫校へ移行すると共に、他の地域においても離れた場所にある小中学校において一貫教育が有意義であるかの検証を早急に進めるべきであると考えるが、いかがか。
A:すべての学校を小中一貫校にすることを目指すものではなく、平成30年度以降(仮称)第二有明小中学校の実践を検証しながら、地域や学校の特性を活かしたそれぞれの学校のより良いあり方を探っていく。
感想:施策展開のスピード感に欠ける残念な答弁でした。公立の小中学校であり、地域による分け隔てなく検証を進めるべきである。
【③がん教育について】
Q:逆世代教育によるがん検診受診率の向上を
がんは早期発見、早期治療により完治する可能性が高い病気である。近年、様々な工夫を凝らしても本区事業のがん検診受診率は横ばいであり、新たな施策が必要であると考える。
そこで、小中学校の授業で保護者向けにがん検診受診を促す手紙や作文を書かせることを提案するが、いかがか。
身内にがん患者がいたり、自身が小児がんである可能性もあるが、すでにがん教育は実施されており、教員のフォローによって対処可能な範囲と考える。
A:逆世代教育の効果は期待できると考える。今後、授業で家族への手紙や作文を書くことについて検討する。
感想:一人でも多くの区民が、がんの早期発見・早期治療によるがんの克服(完治)が実現することを期待いたします!