江東区管理の橋の名前を調査してみました!

江東区内の公道と呼ばれる道路は国道、都道、区道と道路管理者が分かれておりますが、この度江東区が管理している区道に架かる橋の名前を調査してみました!
 調査のきっかけは、○○橋の「橋」の読み方について、橋のたもとに表記されている看板(橋名板と言います)には“ばし”と“はし”の両方があり、なぜなんだろう?と思ったからです。
 以下の3つの写真は、私の住まいの豊洲近辺の橋の写真です。

区道に架かる豊洲橋(濁らない表記です)

都道に架かる朝凪橋(濁る表記です)

都道に架かる東雲橋(濁らない表記です)

 調べていくうちに分かったことですが、昔からの言い伝えで“ばし”と濁ると、川の水が濁るので縁起が悪い、とされていたことが考えられるそうです。(区役所としてもそのように認識しているそうです)

 江東区が管理している81か所の橋の読み方の調査結果は以下のとおりですが、発音のしやすさからか、“ばし”が多いようです。
 私の思い付きで区役所のご担当者へお願いをして調査いただきましたが、区役所としても読み方については把握をしていなかったので、とても良い調査だったとのことです。

 橋を通行される際には、先人の思いが込められた橋名板を眺めながら昔へ思いを馳せるのも良いですね!

【81か所の橋名板の調査結果】
・濁らない“はし”の表記→19橋
・濁る“ばし”の表記→57橋
・“きょう”の表記→1橋(小名木川クローバー橋)
・橋名板の設置なし→4橋(①弁天橋②三島橋③新田橋④越中島連絡橋)